内容説明
100人が選んだ究極の「一字」。
目次
浅賀行雄(イラストレーター)
浅葉克己(アートディレクター)
安部譲二(作家)
新井敏記(編集者/ノンフィクションライター)
荒川洋治(現代詩作家)
荒木経惟(写真家)
安西水丸(イラストレーター)
安野モヨコ(漫画家)
いがらしみきお(漫画家)
池内紀(ドイツ文学者)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ageha
4
100人の著名人。知らない人も多かったけど、知ってる人の字を見ると、その人のイメージと繋がる。水森アド、忌野清志郎の字というよりイラストを見ると、映像が浮かんでくる。2020/07/12
れいぽ
4
好きな字をひとつだけ選び書く。2004年1月~2005年12月まで週刊金曜日に連載された「一字一会」をまとめたもの。今は故人となった方々の文字もあり奥深いです。上手な字やイラスト調の字もあり、字は人を表すんだなーと納得。「ん」や「。」を選んだ人もいて文字の持つイメージの広がりに、日本語が母語でよかったなーと思いました。「○」は一円相のページが印象に残りました。「空」が好きだな~。2011/11/01
仮名
3
俳優やら写真家やら音楽家やら、著名な人物100人に「いま一字だけ書くとしたらなにを書きますか?」という質問をした、という面白い趣向の本。筆で重厚に書いている人もいれば、字をイラストっぽく飾っている人もいて、字の選び方だけでなく書き方にも個性があって面白かった。個人的には、谷川俊太郎の「し」と、いがらしみきおの「雪」が好き。2010/11/30
たちかわ
1
途中までだが、かなり興味深い本。再読希望。2020/01/21
ぷないぷない
1
著名人100人が一字ずつ書いたもの、漢字に限らず、んや一相円を選んでいる人も。書らしいものからイラストのようなものまで個性豊かで、筆記具も毛筆からペン、マジックのようなものも含まれてる。それぞれに選出した思いを添えてあって味わい深い。既に亡くなられた方もいて、ある意味貴重な資料かな。文字に味わいを感じる文化って素敵だな。日本語だけなのかな。筑紫哲也さんの無という字が一番惹かれました(*´▽`*)2013/07/14
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