内容説明
本書は、金融機関における人事制度の現状分析と今後、また、リストラ対象とならないためにはどうすべきかを解説するとともに、万が一の転職・独立の場合に何が必要かを、公的な資格等の問題を交えながら解説したものである。
目次
序章 変わる金融機関と人事・評価の仕組み(大変革(淘汰)の時代は『脱常識&スピード』の時代
日本的人事慣行は、もはや過去の話
金融機関はもはや、特権業界ではない
金融機関の人事は今後こうなる)
第1章 リストラの正念場に生き残りをかける金融マン(四十年間忘れていた「大失業時代」が来た;人員削減の対象となる中高年齢層の賃金と能力・仕事の問題点;人口構造の変化と中高年齢者の「雇用・活用」の展望;大企業も「中途採用」を積極的に進める)
第2章 リストラ対象とならないために(進む金融再編と本格化するリストラ;自己責任の時代)
第3章 金融スペシャリストを目指すために(真のスペシャリスト(プロ)でなければ生き残れない
金融スペシャリストの職務と必要な能力、資格
専門職・特別職に必要な技能と知識は
自分自身の将来像(キャリアゴール)を立てる)
第4章 転職の実態と再就職支援機関(大失業時代の「転職」は損・得では決められない;再就職支援会社の現状;再就職を応援する公的機関;民間の職業紹介機関;主なビジネス資格の概要)