目次
1章 絵本の表現技法とは…
2章 誰の目から見ているのか―視点論1
3章 連続する視点がおもしろい―視点論2
4章 なぜ場面はつながって見えるのか
5章 言葉の大切な役割 連続性「語り手」
6章 絵本のなかの時間
著者等紹介
竹内オサム[タケウチオサム]
1951年、大阪府に生まれる。本名、長武。大阪教育大学修士課程修了。大阪国際女子大学を経て、現在、同志社大学文学部教授。専門はマンガ史、児童文化
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感想・レビュー
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ぴー
4
絵本の画面は、読み手が未熟な子供である場合を想定しているため、視点の構造はある程度単純化されていると言えるだろう。言い換えれば、マンガや映画以上に視点の構造がはっきりしている。また言葉は、時間の枠組みを自由に操るのに都合が良い。その両方を併せ持つ絵本の分析をするということは、実に複雑な営みであるように思う。2017/05/18
i
1
絵本の授業で、絵本の分析のために参考にした。絵本の物語は、誰の目から見ているのか、どのようにして連続する視点が生まれるのか、なぜ場面と場面はつながって見えるのかなど、絵本を分析するにあたって重要ないくつかの観点を学べた。2017/11/08
よっちん
0
図書館。2015/07/10




