内容説明
SEC(証券取引等監視委員会)vs天才ファンドマネージャー。どっちを信じれば良いのか?「いつか俺が君をトップセールスにしてみせるよ」大手証券の現役社員が実際の事件をもとに描くクライムノベル。
著者等紹介
町田哲也[マチダテツヤ]
1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。大手証券会社に勤務する傍ら、小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おのちん
17
★★★☆☆:特段目新しい内容でなかったためあっけなく読了。町田哲也さんの名前で手にしたのだが。2025/05/06
yyhhyy
3
証券会社営業の喜怒哀楽。B2B営業の初期の若手が感じる嫉妬心やらくらいつきかたにリアリティがある。ストーリー構成としては「この先どうなる?」と気になるところで終わるので、本当は続きが想定されていたのだろうか?という感じ。2025/01/18
GOTI
3
☆☆★野村證券現役社員が書いた生々しいお仕事小説。主人公は高校時代、サッカー全国大会ベスト4に導き日本代表にも選ばれたことがある。スポーツ推薦で大学に入るも、練習中に先輩にタックルを受けて負傷し退部する。その後傷害事件を起こし不起訴になるも大学を中退、中堅証券会社に入社。証券分析部を経て営業部に配属され、片岡という世界一のファンドマネージャーになることを夢見るトレーダーとの出遭いから物語は始まる。結構面白いんだけど、エピローグの傷害事件のくだりは蛇足かなぁ。2019/12/22
SHADE
2
甘い話にノルかソルか。 要は甘々な話に【魂を売れるか。】 自分は今世で出来るだけ魂を磨いておきたい派だ。 (どんな派だ。) だから主人公に、「やめとけ」「やめておけ」と必要以上に執着してしまった。 古風なテイストの渋い話だった。 でも、全編解りやすく矛盾などもなく 愉しく読める作品。 2021/09/11
ジム
1
誠実が一番だね。2019/10/17