出版社内容情報
日本の刑事裁判にいまなお構造的に付着している糾問的な誤判原因を除去し、再審の門を拡げ、誤判に泣く人々を救済するために、共同研究してきた実務家と研究者の論文を収録。
目次
民主主義刑事法学の基本的課題と方法―「現代的」治安法との対抗状況を中心に
冤罪・誤判の防止と研究者の役割
手続二分論の見直し―冤罪防止の見地から
少年事件についての私の意見
刑事弁護の有効性、相当性―三つの事例を素材にして
刑事弁護人と有罪の予断
捜査手続における弁護理論
ドイツにおける実効的捜査弁護―被疑者供述の証拠化と取調べ
ドイツにおけるいわゆる大規模盗聴について
別件逮捕・勾留と余罪取調べ〔ほか〕
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