内容説明
延べ700名の証言からセレクトした涙と衝撃の39編。全国最多の満蒙開拓団を送出した長野県から見た最前線と銃後の憂い。
目次
1 外地での戦争体験(初告白「私は七三一部隊員だった」;脅されても七三一部隊の真実を伝える;中国人民への尋問と刺突;衛生兵が見た戦争のむごたらしさ;みんな「母ちゃん」と呟いて死んでいった ほか)
2 内地での戦争体験(知られざる最後の特攻隊「人間機雷伏龍」;戦争末期におけるゼロ戦の空輸任務;海軍工廠の「大東亜戦争勝ち抜き棒」;兄2人が戦死の中で特攻の出撃命令を待つ;特攻隊の兄、上原良司の思い出 ほか)