内容説明
グローバル化の中で日本と周辺諸国の多様性を保つ森林管理とは。
目次
1 日本の森林と林業労働(世界と日本における人間らしい林業労働;日本における現場の林業労働者と能力育成;林業労働対策としての「緑の雇用」施策;戦後拡大造林政策と二一世紀型森林管理;森林管理労働者の確保育成政策 ほか)
2 アジアの森林と林業労働(インドネシア南スラウェシ州カカオ農民の生存戦略;アブラヤシ農園開発にゆらぐボルネオ焼畑民;バングラデシュ少数民族「カシ族」の森林利用;木質バイオマス燃料の不足と地域住民;自然保護区での協同管理を通じたコミュニティの発展 ほか)
著者等紹介
小池正雄[コイケマサオ]
1948年、長野県生まれ。京都大学大学院を修了後、中京短期大学助教授を経て、1988年度に信州大学農学部助教授。1990年度同教授。1996年度から1997年度文部省在外研究員(ドイツのバーデンビュルテムベルグ森林研究所客員教授)、現在は信州大学名誉教授・信州大学特任教授
三木敦朗[ミキアツロウ]
1978年、滋賀県生まれ。信州大学農学部、岐阜大学大学院連合農学研究科を修了後、財団法人政治経済研究所と岩手大学の研究員を経て、2009年度から信州大学農学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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