内容説明
おふくろの味、ふるさとの味。懐かしい味、新しい味―。ちょっとお茶飲んでいかねえかい?いいお茶うけもあるよ。せつなかった話や大笑いの話もね。
目次
山の幸と温泉が元気の秘訣麻釜が味を引き立てる
美容師生活六〇年いまはお茶出しが私の仕事
農業と多彩な趣味で青春の日々
「動くのが年寄りの仕事」九六歳ご長寿の秘訣
常に勉強、仕事に熱中女そば打ちの心意気
杏の瓶詰マジック一年中お茶うけに活用
細やかな心遣いと笑顔で家族の健康を支える
日帰り温泉で仲間とのんびりお茶飲み
友達でも嫁姑でも、言いたいことを全部言っちゃダメ!
道の駅と被災地の畑で作る楽しみ、売る楽しみ
ひ孫と猫とブルーベリー愛すれば愛される
人を大切に,出会いを大切に苦難の末の楽天人生
ひだみ食文化を受け継ぎ現代アレンジ料理も考案
水車でついた粉で作る笹巻きだんごが春を呼ぶ
「漆器を使うと食べ物がおいしく見えるら」
優しさと情があればこそ幸せな思い出に包まれた
「料理は失敗をたくさんして自分のものにしていくの
季節の食材と保存食による郷土料理が里山を彩る
三つの冷凍庫は宝の山冷凍保存の名人
おばあちゃんのボランティア喫茶「夢屋」
笑顔がはじける自給自足の豊かな生活
野山の恵みを楽しみながら夫婦で料理を競作
農家・農村に夢の種をまき続けて四〇年
著者等紹介
吉田文子[ヨシダフミコ]
1960年新潟県上越市生まれ。信州大学教育学部卒。長野県の中学校家庭科教員を経て東京の香川栄養専門学校調理師科で和洋中のプロの調理を学び家庭料理の大切さを再認識する。1991年家庭料理技能検定1級合格・文部大臣奨励賞を機に松本南部公民館ほか各地で料理教室講師に。1997年東京に転居。八王子市で「クッキングスペース・イオ」を主宰。料理教室や新聞等へのレシピ連載など活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。