内容説明
米国で始まり、世界各国に浸透しつつある排出権取引システムは、環境保護にどのように寄与できるのであろうか。本書では、これまでの実例と計画を緻密に分析して評価し、排出権取引システムの大いなる可能性を展望するとともに、その限界も明らかにしている。
目次
第1部 学び取られた教訓の要約(国内排出権取引:学び取られた教訓の要約)
第2部 初期の国内排出権取引の事後評価(排出権取引プログラムの事後評価)
第3部 国内排出権取引の新分野(温室効果ガスの国内排出権取引:最近の進展とOECD諸国の現状;再生可能エネルギー認証:再生可能エネルギー促進のための取引制度;運輸交通セクターでの譲渡可能権利取引の活用;排出権取引の新分野:都市塵芥処理管理;水資源保護管理における譲渡可能権利取引)
第4部 将来の方向(結論:残された論点と今後の研究テーマ)
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- 和書
- 徴収訴訟の理論と実務