内容説明
内陸地震発生の“鍵”は断層直下の下部地殻の動きにある。―目に見えない地下深部の活動はどうなっているのだろうか?地震観測結果から見えてきた“地震発生のメカニズム”。
目次
第1章 水平断層仮説の誕生―長野県西部地震の発生機構
第2章 水平断層仮説と兵庫県南部地震
第3章 内陸地震はなぜ起こるのか?
第4章 内陸地震の発生と下部地殻
第5章 陸域震源断層深部すべり過程のモデル化
第6章 内陸地震の発生過程に関する定量的なモデル
第7章 鳥取県西部地震
第8章 続発する内陸地震
著者等紹介
飯尾能久[イイオヨシヒサ]
1958年兵庫県に生まれる。1980年京都大学理学部卒業。1982年京都大学大学院修士課程修了。1983年7月‐1990年5月京都大学理学部助手。1990年6月‐1993年3月京都大学防災研究所助手。1993年4月‐1996年6月(独)防災科学技術研究所主任研究官。1996年7月‐2000年3月(独)防災科学技術研究所研究室長。2000年4月‐2002年8月東京大学地震研究所助教授。2002年9月‐2007年3月京都大学防災研究所助教授。現在、京都大学防災研究所教授(地震予知研究センター・内陸地震研究分野)。京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻教員を兼任。専攻は地震学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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