内容説明
目で見えない地下の世界…。地下のもつ“働き”を考察し、“地下環境機能の本質”に迫る。
目次
序章 地下環境に挑む(地下を探る;地下1,000メートルへ ほか)
第1章 地下環境の研究(世界の地下研究所と地質;地下研究所での研究内容 ほか)
第2章 地下環境機能の評価(地下研究の先進国ベルギー;モル研究所の地下研究施設 ほか)
第3章 地下環境機能の室内実験(なぜ室内試験が必要なのか;ウラン(U)‐233 ほか)
第4章 長期的な地下環境機能(長期的現象を検討することの重要性;長期的な物質移動現象研究(その1:ウラン鉱床) ほか)
著者等紹介
吉田英一[ヨシダヒデカズ]
1962年宮崎県に生まれる。1986年名古屋大学大学院理学研究科博士課程(前期)修了。1986~2000年動力炉・核燃料開発事業団(現・核燃料サイクル開発機構)勤務。1994年名古屋大学理学博士。1988~1990年ベルギー・モル原子力研究所(SCK/CEN)の地下研究所にて地下環境中の物質移動研究に従事。現在、名古屋大学博物館資料分析系助教授(大学院理学研究科兼任)。専攻は環境地質学、とくに地質環境中の風化・変質現象等を含めた物質変化・元素移動に関する分野。1989年応用地質学会論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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