内容説明
新世紀という節目を迎えるに当たって、自治・分権という観点に立って、自律した地方政府にふさわしい具体的な自治体像を構築していくことは喫緊の課題である。本書は、このような前提を踏まえ、分権時代の地域社会をいかに組み立てていくかという発想のもとに、各シンポジウム(全体会、三つの分科会、ワークショップ)の内容を構成している。
目次
全体会 21世紀・日本の社会はどこへ向かおうとするのか―『空虚な楽園』からの脱却
第1分科会 ケーススタディにみる自治立法の可能性と課題―個別法令と条例の緊張の中で
第2分科会 地域社会と人権擁護システム―市民的公共性をつくる技法をめぐって
第3分科会 川崎発/インキュベート都市・ベンチャー都市元年へ
ワークショップ 市民がつなぐ川崎の水とみどりのまちづくり―今、ふたたび“ガリバー地図”多摩丘陵から鶴見川・多摩川、そして海へ
-
- 洋書
- Media Change