目次
第1部 産業文化都市の概念と創造
第2部 産業文化都市の市民的・産業的基礎づくり(産業おこし・地域づくり現場実践論;企業都市における市民のまちづくり―企業・市・自治主体;新居浜市中小企業振興条例の成立;紙産業都市における産学協働人材育成拠点の形成―「我が国初の紙産業大学院修士コース設立」をめぐり)
第3部 市民的基礎としての「産業遺産」の知的活用(「産業観光」が拓く知の世界―日本列島・知のミュージアム時代へ;新居浜市産業遺産活用運動史論―助走期から「全国フォーラム」まで)
第4部 市民的基礎としての「都市の記憶」の知的再生(工都形成期の知的記憶資産の考察―明治~昭和戦前期の新居浜地域内外の紀行者の目線を中心に;明治大水害の「公害」的側面を考察する―工都成立助走期における別子銅山・山中鉱業活動の限界点)
著者等紹介
森賀盾雄[モリガタテオ]
1948年新居浜市生まれ。1972年岡山大学法文学部経済学科卒業。1972~2008年新居浜市職員。商工観光課長、国保課長、情報政策課長、経済部総括次長、市民部長などを歴任。2008年、愛媛大学農学部客員教授(常勤・農山漁村地域マネジメント特別コース専任)に就任。所属学会、文化経済学会(日本)・日本地域経済学会・日本ミュージアムマネージメント学会・日本地域資源学会・産業技術史学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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