内容説明
貧困撲滅のために国際社会が誓った、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限までに、残された時間は10年を切った。富と貧困の偏在する不平等な世界で、国際社会は何ができるのか。人間開発の厳しい現実を直視する2005年の報告書は、開発援助、国際貿易、安全保障を柱に、新たな開発指針を提供する。さらに内容を充実させ、人間開発とMDGsを多角的に評価するための指標を一挙掲載。
目次
概要 岐路に立つ国際協力:不平等な社会での援助、貿易、安全保障
第1章 人間開発の現況
第2章 不平等と人間開発
第3章 21世紀の援助
第4章 国際貿易―人間開発の可能性を切り拓く
第5章 武力紛争―真の脅威に焦点を当てる
著者等紹介
横田洋三[ヨコタヨウゾウ]
中央大学法学部教授
秋月弘子[アキズキヒロコ]
亜細亜大学国際関係学部教授
二宮正人[ニノミヤマサト]
北九州市立大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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