内容説明
世界人口のわずか2割が派手な消費を謳歌する陰で、生存さえも危うい貧しい人がいる。大量消費は環境破壊や資源の枯渇を引き起こし、われわれの未来を脅かしている。不均衡な消費と分配は豊かな先進社会に貧しさを生んでいる。詳細なデータと鋭い分析で現実をとらえる今年の報告書は、人間開発の視点から、不均衡な消費を是正し環境に優しい消費パターンの創造を訴える。
目次
第1章 人間開発の現状
第2章 人間開発の視点から見た消費
第3章 地球村の消費―不平等と不均衡
第4章 環境破壊が人間に及ぼす不平等な影響
第5章 行動のためのアジェンダ