内容説明
人口が減少する日本は、外国人受入にどう臨むべきなのか?本書では、外国人の受入政策に関し、自国の言語、価値観などに従うことを求める同化主義と、多様な言語、価値観などの並存を許容する多文化主義を比較軸に据え、アメリカ、フランス及びシンガポールの3カ国について建国から現在に至るまでの移民政策を詳述し、それらを踏まえて日本が移民政策を導入する際の課題を提示している。移民問題の必読書である。
目次
序章 移民政策とは何か
第1章 アメリカの移民政策と同化主義
第2章 フランスの移民政策と同化主義
第3章 シンガポールの多文化主義
終章 移民政策の国際比較と日本の課題
補論 移民の経済学
著者等紹介
江口隆裕[エグチタカヒロ]
1977年北海道大学法学部卒業。同年厚生省入省。1991年~93年北海道大学法学部助教授。2002年筑波大学教授。2013年神奈川大学法学部教授、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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