内容説明
いま、俳句形式は蠢き、新鮮な啓示をもたらす。「俳句空間」新鋭欄に登場した作家たち14人のアンソロジー100句。
目次
夢の底から抜け落ちることは可能だろうか?とアリスは考える(青木重治)
雪になるかもしれない(今泉康弘)
父の木(占部一孝)
百合刑(九〓志保)+行列(倉阪鬼一郎)
彼岸花(小南千賀子)
忘れた町(佐藤康二)
死期は四季(中尾硫苦)
アレフ―主語劇場(仁科智成)
鏡文字(深町一夫)
方舟逝ク(宮崎健二)
北極星(八木博信)
全国中継(山口可久実)
花の山(吉沢敏江)