内容説明
お母さん達に子供の心理をつたえたい。世の中から落ちこぼれているように見えても才能を伸ばす道はあるはず。
目次
第1章 子どもたち頑張って(子どもたちは「枠」があると叫んでいる;目立つといじめられる;学校は知識と技術を学ぶ所;「官僚」になりたい子どもたち;先生の「権力」は絶大 ほか)
第2章 カイワレ族の心理学(親が子どもの個性をつぶしている;客観的に子どもを見よう;二重構造がある子どもの心理;子どもは小さな大人;親子の未分化が生みだすものは;子どもの親の勲章か ほか)
第3章 落ちこぼれ受難の時代(落ちこぼれは生やさしくない;自我インフレーションの喜劇;バランスのよい日本の生活;やりがいのある苦労は買ってでも;支配するものとされるものの親子関係 ほか)
第4章 お母さん勇気をもって(遊びの次元から現実を見る;子どもの倫理観に触れる大人のダブルバインド;保身術から身につけている客観性;エリートが底辺になることを予感している ほか)