感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
14
ストーリーテリングの心がまえ的なものを気軽に手元に置いておきたくて購入。お話を覚えるのに書いてみるというのがあって、文字にしろ絵にしろ、書いてみるのは自分の中に落とし込むのにいいかもしれない。おはなしが7つ収められていて、「ゆきんこ」とかは好きな話なのだが、語り終わったあとに自分が辛くなりそうでもあって、おはなし選びは難しいなと思う。2016/09/24
亮さん
10
ストーリーテリングというと千夜一夜物語のようなものを想像される方が多いがシュラザードのようにうまくいかなくてもめげることはない。順序は4つあり、一つ目、話を選ぶ、二つ目、話を覚える、三つ目、子どもたちに話を聞く準備をさせる、4つ目、話を語るです。話を語るポイントは、第1にゆっくり語ること、第2に単純に語ること、第3に心を込めて語ることです。ストーリーテリングに詳しく書いてありお勧め。詳しくは本を読んでね。ストーリーテリングするにあたってお勧めの絵本の題材も載ってるのでいいぞ☆2016/07/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
『ゆきんこ』低学年2021/03/26
まさこ
7
ストーリーテリング=素話として。①話を選ぶ②話を覚える③話を聴く準備(をさせる)④話を語る。そして誠実さが命。 話を選ぶのが難しい!程よいサスペンスをたもちながら力強いクライマックスに上り詰める太い話の筋をもった本、とのこと(なるほど昔話はこのパターン。でも読んであげたい本を読んでしまう)。話を覚えるとなると、それほど長いのはムリか(シェヘラザードはすごすぎる)。話を聴く準備で椅子一択というのはやはりアメリカ。日本ならペタリと座って車座ですね。ゆっくり語ることは大事ですね。誠実さが命、そうでしょう!2021/11/25
たらお(専門書用アカウント)
3
ストーリーテリングについての心構えとストーリーテリングに向いたお話を集めたお話集。 7つの物語が収録されており、54Pという薄さなので、サクッと読めました。 ストーリーテリングの4つの順序を心に刻んでおきたいですね。2018/03/29