叢書文化の伝承と創造<br> モノノケに聴く―妖怪と戦争と子どもたち

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叢書文化の伝承と創造
モノノケに聴く―妖怪と戦争と子どもたち

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784906074082
  • NDC分類 388
  • Cコード C0036

内容説明

妖怪やモノノケは「見えるもの」より「聴かれるもの」ととらえた著書は、オバケやモノノケは何を指すのか、「妖怪文化」の意味するものは何か―。人の心や社会の変容を映す存在として、「妖怪文化論」の基調を事例を追って考察し、さらに国家が革命や戦争へ向かう幻想と文化があるべき「芯」を探っていく、「妖怪文化論」の渾身の一冊。

目次

第1章 子どもたちの妖怪文化(オバケ?モノノケ?妖怪変化入門;『学校の怪談』にみるモノノケ・フィールドノート(妖怪野帳))
第2章 モノノケ・ツアー(去る者は追わず―猿を追いかけて;金沢と魔所;映像に描かれた百鬼夜行―『ぽんぽこ』の妖怪表彰;地域に生きる狸譚―四国遍路とその周縁;狸研究の射程―中村禎里と学問的アプローチ)
第3章 戦争と見えないものたち(ドン・ジュアン小説としての『青空』試論―戦争・死・革命をさぐる;『共同幻想論』を読む―国家が見せる死の幻想;オペラ『ドン・ジョバンニ』に見る時代へのアンチテーゼ;今が戦争前なのか)

著者等紹介

堀田穣[ホッタユタカ]
1952年、愛知県名古屋市生まれ。親の転勤で転校多数。神戸大学文学部哲学科哲学専攻でドイツ観念論哲学を専攻。大学卒業後、国立民族学博物館、豊中市立図書館、豊能町立図書館で図書館司書として勤務。1995年より、京都文化短期大学専任講師に着任。以後、京都学園大学、京都先端科学大学(元京都学園大学)等で大学教育に携わる。2018年、京都学園大学(現京都先端科学大学)を定年退職。以後、特任教授に就任。2021年、同大学名誉教授の称号を受ける。2022年、第4回堀尾賞受賞。上笙一郎氏等の関西児童文化史研究会に参加し、箕面手づくり紙芝居コンクールの審査員として新しい創り手を育て、月刊『絵芝居』を阪本一房と創刊し、紙芝居や口承文芸の分野に力を入れ、元箕面手づくり紙芝居コンクールの審査員。児童文化・紙芝居・語りの分野における第一人者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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