内容説明
崩壊寸前の日本社会を21世紀にどう建て直すか、そのキーワードは「分・か・ち・合・い・原理」。ドイツ市民社会の哲学に学び、産業社会を競争原理からエコロジー転換させ、政治や行政へ市民が直接参加。農業を核として「地方分権社会」をつくる等々独創的な分析と提言。
目次
序章 地方のカメナを失った日本
第2章 ドイツの農業
第3章 ドイツのエネルギー政策と哲学
第4章 分かち合い原理を求めるドイツの教育
第5章 循環型産業社会
第6章 日本再生論
補章 私のゴルフ場開発反対運動
著者等紹介
関口博之[セキグチヒロユキ]
1947年金沢市生れ。同志社大学大学院工業化学卒業。製薬会社研究室を経て有機農業とかかわり、妙高高原にて農的暮らしを実践中
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