内容説明
生きることは問いつづけることである。おのずから問いのうちに詩はある。あるはずである。人間と世界の危機に誠実に向きあってきた精神の軌跡。金丸桝一詩論・50年の集大成。
目次
1章 1954~1969(1954―「DON」編集後記;詩の周辺―新たに試みるということ;現代詩の可能性 ほか)
2章 1970~1979(地方において文学はどうあるべきか―同人誌の在り方について;詩と私と;黒木松男の一面とその作品の一面と ほか)
3章 1980~1989(不条理な生を耐え続ける者;詩について;復活 ほか)
4章 1990~1999(東京日記・1989年冬;悔悟と反抗の内なる憧憬を見つめて―『黒木清次詩集2 未刊詩集篇』解説;なぜ、いつまでも詩か? ほか)
-
- 和書
- 終焉の時代に生きる