目次
1 カントの構想力(先天的綜合判断;感性の能動性 ほか)
2 『判断力批判』における反省的判断力としての構想力(カントにおける自然観の変遷;快の感情からの出発 ほか)
3 自然哲学の本質―シェリング理解のための助走(カントからシェリングへ;シェリングの自然哲学 ほか)
4 シェリング『自由論』の解明(序論;本論)
著者等紹介
那須政玄[ナスセイゲン]
1947年東京生れ。1976年早稲田大学文学研究科哲学専攻博士課程退学。早稲田大学社会科学総合学術院(社会科学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りっとう ゆき
4
カントといえば理性とかそっちばかり強調されがちだけど、最後には機械的じゃなくいきいきとした自然をとらえようとしてて、それがドイツ観念論につながっていく。シェリングはそれを生かしつつ乗り越えた。シェリングについて書かれている部分は、内容的にはハイデガーの「シェリング講義」で浮かんだイメージと同じだけど、終始アダムとイブの説明をもとにしててとても分かりやすかった。アダムはイブが作られた(他者がいる)から自分を認識できた、とか、イブはアダムから作られたけど自由(独立している)、とか。2022/12/18
kyakunon22
0
「え、これ『結界と虚界』書いたのと同じ先生の本なの…?」と思うほど難解だった1冊。徹底的に原文に寄り添いつつも、当意即妙の説明は変わらず。ただカントからシェリングということで、テーマがどうしても難しくなってしまう。カントの『純粋理性批判』における構想力の議論を皮切りに、あれだけ厳しく分けられていたカントにおいて悟性(知性)が感性化していくこと、そして『判断力批判』においてそれまでの二批判書とは別様の人間観が語られることを指摘したうえで、シェリングの同一哲学を、自然哲学を包含しながら論じていく。2020/01/02
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