内容説明
本書は、プロセス制御(PA)とファクトリオートメーション(FA)で使用される応用計測、制御の入門書である。「計測と制御」の理解に必要な基礎的共通事項に重点を置き、現場経験と応用事例を“解説”として折り込み、また現場で制御を経験していない読者に身近な一般現象と関連させて理解を深めるよう工夫している。制御理論や詳細なプロセス計装は他書に譲り、現場でのシステム設計、機器選定や改善、保守に役立つノウハウの理解と応用に主点を置いた。また、現場への機器設置方法や最適制御と各種高度制御の考え方を例を交え紹介している。
目次
1 計装とは
2 検出部と変換部
3 操作端
4 表示計器
5 制御機器
6 制御動作の基本
7 システム設計の要素
8 プロセス計装への応用
9 計装機器の保守
10 参考資料
著者等紹介
川村貞夫[カワムラサダオ]
1940年11月26日生。1963年3月室蘭工業大学電気工学科卒業。1963年4月横河電機(株)入社。プロセス計装アプリケーションエンジニア、新製品の応用技術開発、客先支援、東京高専講師などに従事、2001年3月横河電機(株)定年退職。現、台湾横河技術顧問
石川洋次郎[イシカワヨウジロウ]
1942年1月5日生。1960年3月横手工業高校電気科卒業。1960年4月(株)北辰電機製作所入社。1983年横河電機(株)合併。プロセス計装アプリケーションエンジニア、応用技術開発、客先支援、TC専任講師、東京高専講師などに従事、2002年3月横河電機(株)定年退職。現、東京高専電子工学科非常勤講師
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