目次
1 記憶スケッチ展覧会(人魚;にわとり;パイナップル;ギター;カバ;大仏;ラクダ;カッパ;アントニオ猪木;亀;サル)
2 第二回記憶スケッチ学会―幻のお題「天狗」を選びつつ
ナンシー関の赤パソコン青パソコン(「箱を開ける」;「買い物へ行く」;「他人に聞く」;「お引っ越し」 ほか)
著者等紹介
ナンシー関[ナンシーセキ]
本名、関直美。昭和37年7月7日、青森県の関ガラス店に長女として生まれる。上京後、一年間の予備校生活を経て、法政大学第二文学部日本文学科に入学。学校へはあまり行かず、暇つぶしのひとつとして消しゴムではんこを作り始める。第一作はかねてつデリカフーズのシリーズ広告「啓蒙かまぼこ新聞」のキャラクター「てっちゃん」。そのうち下絵も自分で描くようになり、その頃読んでいた花登筐の小説にインスパイアを受けて「丁稚シリーズ十連作」を制作。友達に押してあげたりしていたところ、それがコラムニストのえのきどいちろう氏に認められ、プロの「消しゴム版画家」になる。遅れてコラム等の執筆もするようになり、以降、「週刊文春」「週刊朝日」「クレア」など雑誌多数誌に連載を抱える。平成14年6月12日、虚血性心不全のため逝去。享年39歳
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