内容説明
ぼくは文学者にならなかったら、園芸家になっていた気がします―。草木を見つめるチェーホフのエッセイ。
目次
『すぐり』と『桜の園』
失われた庭をふたたび
メーリホヴォの庭を訪ねて
トウヒ
松
ライラック
ロマーシカ
ゴボウ
トマト
カノコソウとスズラン
ヤルタの庭
著者等紹介
小林清美[コバヤシキヨミ]
ロシアの人びとと植物の関わりをテーマとした文章を数多く執筆し、ロシアの植物を集めた庭づくりにも励む。植物を通してロシアの生活文化と文学に親しみ、仲間とともに季刊誌「リャビンカ・カリンカ」を発行している。上智大学外国語学部ロシア語科卒業
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