内容説明
詩を読まない人へ―詩を読みつづけてきた人へ―詩を生きた詩人マンデリシュタームを読むための道案内。百余篇の詩とともに『神曲』の世界を楽しみ、味わいつくした無類のダンテ論を全文収録。
目次
序章 「ぼくの生まれは九十と一年、一月の…」
第1章 ペテルブルグの歌
第2章 「ぼくはラシーヌの祝祭に遅れてきた!」
第3章 ウグリチの皇子
第4章 「ぼくの世紀、ぼくのけものよ…」
第5章 狼狩りの猟犬の世紀
第6章 一九三四年‐三七年
第7章 不死への通行証
第8章 ネーレウスの娘たち―詩人の愛
終章 マンデリシュタームとパウル・ツェラン―「無名兵士の詩」と「死のフーガ」を中心に「千もの闇の中を抜けて来た言葉」
著者等紹介
中平耀[ナカヒラヨウ]
詩人。1930年生まれ。旧制の東京外国語大学ロシヤ科卒。在学中より詩を書き始める。雑誌「詩学」、「詩と思想」等に詩や評論を発表。ロシアの詩にも関心を持ち続けて現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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