感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
47
著者は「アイヌ神謡集」の知里幸恵の弟。金田一京助の勧めで、一高から東大に進み北大の教授に。言語学者。本書は1955年の新書(当時の新書ブームで倒産した元々社。これは最近出た復刻版)。一般向けだが、アイヌ文学の全体像を精緻に分類・分析している。文学といっても文字になっていないので、著者が各地の口承を採集した物語が多く収められている。アイヌ文学の豊富さと地域による差異がよくわかる。二風谷の旅から帰ってきて、その空気を忘れないうちに夢中になって読んだ。岩波新書やクセジュ文庫のような標準的啓蒙書であってよい。2015/05/03
Hiroki Nishizumi
1
なんとなくは分かるのだが、やはり北海道の自然に囲まれた環境で読み直してみたいな。2020/05/03
-
- 電子書籍
- 赤ずきんの狼弟子-月への遺言-⑥-(4)
-
- 電子書籍
- 京四郎 〈12〉 少年チャンピオン・コ…