カントの神と無神論

カントの神と無神論

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  • サイズ A5判/ページ数 415p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784905713159
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C0095

内容説明

自己完成の可能性が完遂されるならば神による救済は無用のものとなる。有神論と無神論との二律背反をめぐってカントの神が問題となる。

目次

体系をめぐる三個の二律背反
有神論と無神論の二律背反
構想力の論理
理性と意志との関係
実践理性のもつ不完全さの度合い
実践理性と感性との関係
「美学的判断力」の適用
恩寵の概念
完全自律と不完全自律
自力によって成し遂げうるものと成し遂げえぬもの
感性の自立的完成の可能性
感性的意志による超感性的なものの包括
対他的因果性と自変的因果性
「美学的判断力」と「目的論的判断力」

著者等紹介

村上嘉隆[ムラカミヨシタカ]
1931年札幌に生まれる。北海道大学文学部英文科卒。同哲学科卒。同大学院修士課程(西洋哲学)修了。専攻は哲学、倫理学、音楽美学。立正大学哲学科で哲学を、聖徳学園大学音楽科で音楽美学を教える。現在、そのいずれも退職。日本倫理学会会員。日本イギリス哲学会会員。バス歌手として「新人リサイタル」に出演後、演奏活動を続ける
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