内容説明
晩年の夢二が欧米外遊中に書き記した日記、スケッチ、随筆等をまとめ、昭和20年に限定200部非売品として発刊された貴重な一冊。新字新かなによる復刊。
目次
第1部 日記帳、スケッチ帖から
第2部(島をたつ;手紙・断章;日本の同胞へ寄す;旅をする人はみんな好い人です;サンフランシスコの花嫁;東行国際列車;滞欧画信;望春;島へ帰りつく;旅中備忘録)
著者等紹介
竹久夢二[タケヒサユメジ]
1884年、岡山県生まれ。「夢二式美人画」で知られる大正浪漫を代表する画家。絵画、デザインのほか、詩や俳句、短歌、童話、歌曲の作詞など、文筆作品も数多く残した。書籍の装幀や広告宣伝物、日用雑貨などのデザインも手掛けた、グラフィックデザインの草分けの一人でもある。1931年から1933年にかけて欧米に滞在し、帰国後1934年に没
長田幹雄[ナガタミキオ]
1905年、長野県生まれ。岩波書店に入り、のちに取締役となる。竹久夢二の研究家。1997年没
竹久みなみ[タケヒサミナミ]
1933年、東京都生まれ。竹久夢二の孫。父、虹之助の染色を手伝い、絵の勉強を始める。目白・ギャラリーゆめじにて竹久三人展などを開き、染色家として活躍。山形県酒田市の竹久夢二美術館名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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