出版社内容情報
江戸無血開城と将軍慶喜のために己を捨てて奔走した最後の幕臣「高橋泥舟」。幕末の三舟の一人でありながら謎に包まれたその生涯と思想を、知られざる文献、そして新発見史料を手がかりに明らかにした初めての評伝。
内容説明
江戸無血開城と将軍慶喜のために、己を捨てて奔走した至誠の幕臣、高橋泥舟。幕末の三舟の一人でありながら謎に包まれたその生涯と思想を知られざる文献、そして新発見史料を手がかりに明らかにする。
目次
第1部 伝記編(泥舟はいかに語られてきたか;泥舟の生涯―その「至誠一貫」な生き方;泥舟の今日評―人名辞典の中の「泥舟」)
第2部 研究編(史跡足利学校所蔵古文書高橋泥舟遺書;「公雑筆記」のなかの坂本龍馬ほか姓名録について;泥舟が認めた幕末の志士たちの履歴;旧幕臣の駿河移住と高橋泥舟―高橋泥舟「御用留」を中心に;引っ越し荷物にみる泥舟の静岡からの旅立ち―「船廻荷物帳」「跡廻シ荷物」の分析から)
第3部 資料編(「史伝高橋泥舟居士小伝」(初出一八九一年、再版一九〇〇年)
「経歴談」(一八九六年)
「泥舟翁略伝」(安部正人編『泥舟遺稿』)(一九〇三年)
「高橋泥舟翁事歴」(一九一二年))
著者等紹介
岩下哲典[イワシタテツノリ]
1962年、長野県塩尻市北小野(世界遺産立候補予定「たのめの里」)生まれ。1994年、青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得・満期退学。2001年、博士(青山学院大学、歴史学)。現在、明海大学ホスピタリティツーリズム学部教授(大学院応用言語学研究科兼担)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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