目次
その一 「布施」―奉仕すること
その二 「持戒」―自分をコントロールすること
その三 「忍耐」―こころを波立たせないこと
その四 「精進」―われを忘れるまで懸命に行なうこと
その五 「禅定」―こころを完全に落ち着けること
その六 「智慧」―眼を開くこと
著者等紹介
森政弘[モリマサヒロ]
1927年三重県生まれ。1950年、名古屋大学工学部電気学科卒業。1959年、東京大学生産技術研究所助教授・工学博士になり、化学プラントの自動制御を専門とし、わが国で初めて人工心臓・人工腎臓の自動制御を手がけた。1964年まだマイコンもパソコンもない時代、世界に先駆けて自動的に作動する人工の3本指を創り、その理論を発表。1969年東京工業大学教授となって以後、先頭に立ってわが国ロボット工学の立ち上げに尽力してきた。このころより、禅をはじめ仏教全般について学ぶこと約40年弱、現在に至る。1981年、単一乾電池2個だけのエネルギーで人が乗って走る車の競技を大学の授業に取り入れ、これが今日、広く各層で行なわれているロボットコンテストの源流となった。現在、(株)自在研究所代表取締役社長、東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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