内容説明
全国老人保健施設協会では平成3年度に「老人保健施設看護・介護マニュアル」の作成に関する研究事業に取り組み、報告書を取りまとめた。そして、報告書をベースに再編集し、平成4年には単行本『老人保健施設看護・介護マニュアル』として出版した。このなかでは、老人保健施設における看護・介護業務を明確に位置づけ、以降の老人保健施設におけるケアサービス提供のあり方に関して、一つの明確な方向を示すことができた。そして今般、介護保険制度という高齢者ケアの新たなステージを迎えた。本書は、全老健により、制度の趣旨を踏まえ、さらに、この8年間にわたって積み重ねてきた成果を取り入れつつ、よりよい高齢者ケアのあり方を追求するために、改訂されたものである。
目次
第1部 介護老人保健施設におけるケア(ケア業務の基本;ケア業務の法的・倫理的側面;看護・介護の役割 ほか)
第2部 ケアの実践(高齢者像の把握;身体的状態像の観察;利用者とのコミュニケーション ほか)
第3部 施設外との連携システム(家族との連携;地域社会との連携;関連施設との連携 ほか)
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