感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
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約2か月かけて「北の国から」を第一話から観た。純とほぼ同年代の私は放送された当時純と似たようなことに躓き、悩み、似たような未熟さを抱えて鬱屈としていたのを思い出した。思い出して、切なくなった。せめて離婚するところは似なくてもよかったのに。その時にはあったものが、今はない。その時にはいた人が今はいない。電話もかけられない。メールもできない。過去という所に有るものには手が届かない。だけれど、変わらないものは私の中にあって、それは時をも超越してここに在る。だからいい。私の未来はまだこれから創られると信じている。2018/06/20