目次
仙北鉄道(宮城バス)
静岡鉄道駿遠線
神岡鉄道
日本硫黄沼尻鉄道
北海道の簡易軌道
越後交通栃尾線
秋田営林局五城目営林署杉沢林道
北海道の客土軌道
尾小屋鉄道
花巻電鉄
住友金属鉱山別子鉱業所専用鉄道
井笠鉄道
建設省立山砂防軌道
下津井電鉄
頚城鉄道
著者等紹介
新井清彦[アライキヨヒコ]
1927(昭和2)年東京生まれ。千葉大学工学部電気工学科卒業。埼玉大学文理学部理学科卒業。科学技術庁放射線医学総合研究所・環境衛生研究所に勤務し、植物環境からの放射線被爆研究に従事。同所を定年退職後は名誉研究員となる。中学時代より鉄道に関心を持ってきたが、1966(昭和41)年に草軽L電の模型製作をきっかけとして、全国の残された軽便鉄道探訪を開始、その成果をTMS1994年1月号から2003年1月号まで連載した。趣味は鉄道のみならず洋ラン栽培で知られ、洋ラン関係の著書多数。ただし鉄道関係の単行本は2003年6月に初版を上梓した『軽便探訪』が唯一の自著、そして遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
7
著者が鉄道模型趣味に連載していたものを一冊の書籍に纏めたもの。当然現存しない路線が大半だが、立山砂防工場軌道のみ現存する。軽便に関する本はもとよりあまり多くはないが、著者がカメラに収めた膨大な写真は資料的価値の高いものばかりである。マイクロバスよりも小さな沼尻鉄道のガソ101の内外・花巻電鉄馬面電車のあまりに狭い車幅と台車間に装架されたブレーキシリンダーとブレーキロッドなどは、現在の基準にはとても適合しないものばかりだ。ハイテク機器でも無理かもしれない。それ以外でも軽便車両は小さなものばかりだ。2022/06/06
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