近代歌舞伎論の黎明―小宮豊隆と小山内薫

近代歌舞伎論の黎明―小宮豊隆と小山内薫

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784905640059
  • NDC分類 774.04
  • Cコード C0074

内容説明

二人の眼に映った歌舞伎とは、伝統とは。その思索と行動を詳細に跡づけ、“近代歌舞伎評論”誕生の経緯を明らかにした力作!伝統芸能の明日に一条の光を照射する話題の書。

目次

1 演劇評論家としての小宮豊隆(「中村吉右衛門論」;新旧演劇界への投石;劇評家の任務;「勧進帳」論;「夜の宿」と舞台監督;小山内薫との舞台監督論争;演劇批評の方法)
2 山内薫の歌舞伎論(「毛抜」の脚本;奇抜とノンセンスの発見;ドラマトゥルギーと色彩美;新国民劇の模索;小山内の「型」の見方;小劇場運動と蝙蝠座の企画;スペクタクルとヲオドヰル;「或る新しい芝居」の産苦;近松物の改作)

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