内容説明
人間らしい死とは何か?命の尊厳を考えるドキュメント50話。アップジョン医学記事賞。
目次
第1部 生と死(執念―生き続けることに価値がある;感謝―脳死肝移植を経て日本初の出産 ほか)
第2部 死別体験(SIDS―悲しみ越え「相談相手」への道;遺骨―まぶたの父の最期を知りたい ほか)
第3部 終末期医療(死生観―医者任せにせず、充実した日々を;緩和ケア―安らかに死ぬ権利があるはず ほか)
第4部 心のケア(ビハーラ―医学と宗教の橋渡し;信頼―意思が通い合ってこそ闘病へ勇気 ほか)
第5部 死生学(癒し―苦痛、悲しみ分かち合う場;主人公―患者は医療の消費者 ほか)
番外編 寄稿特集(謙虚な心で患者の傍らに(柳沢桂子)
「死を創る時代」への自覚(柳田邦男) ほか)