著者等紹介
黒田征太郎[クロダセイタロウ]
1939年大阪生まれ。1969年長友啓典氏とK2を設立。1992年よりニューヨークにアトリエを構え、国内外で幅広く活動。2004年「PIKADON PROJECT」を開始。2009年より北九州に活動の拠点を移す。ライブペインティングや壁画制作等を精力的に展開。2016年大阪ミナミ・アメリカ村に創作活動のアトリエ「KAKIBA(描場)」をOPEN。絵画やアートに興味ある若者や子供たちとの共同作業の場として、新しいアートを発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
犬が嫌いな猫と、猫が嫌いな犬のお話です。 お互いの気持ちが膨らんでいくと、戦争が始まり、殺し合いが起きると著者は言います。 そんな時、犬は良い子だったことを思い出せば、猫は自分が子猫だったことを思い出せれれば、お互い優しくなれるという、言葉遊びのようなインスピレーションでできた絵本です。 多くの物語はないのですが、犬と猫が仲良くなるために、自分が優しくなれるような練習帳です。 後半は、読者自身がイメージを膨らませていく空間として、準備されているようです。 一種のハートケアの絵本だと思います。2023/11/10