内容説明
「悲惨な戦争の記憶が遠のくいま、子どもたちの五感にうったえる作品をつくりたい」「大人には、戦争を語り継いでいく義務がある」そんな思いから生まれた、戦争を語り継ぐための絵本です。テーマは「おと・におい・ひかり」。2作目となる本書の舞台は横須賀海兵団。水兵たちは何を思い、何に耐えたのか。障害児教育に長年たずさわった著者が描く衝撃のラストは…。
著者等紹介
丘修三[オカシュウゾウ]
熊本県出身。東京学芸大学及び東京教育大学で障害児教育を学ぶ。卒業後、養護学校の教師として約25年勤務、1991年退職。文筆生活に入る。『ぼくのお姉さん』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞・坪田譲治文学賞・新美南吉文学賞受賞。『少年の日々』(偕成社)で小学館文学賞、『口で歩く』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。その他著書多数。2013年より日本児童文学者協会理事長。「子どもの本・九条の会」呼びかけ人12人の1人、2015年現在同会代表
ウノ・カマキリ[ウノカマキリ]
1946年愛知県生まれ。日本テレビジョンのアニメーターを経て、イラストレーターとして独立。以降、「平凡パンチ」をはじめさまざまな媒体で、風刺漫画、ユーモア漫画を中心にひとコマ漫画家として活動。2009年まで読売新聞「政治漫画」の挿絵を担当。1979年日本漫画家協会賞・優秀賞受賞。1991年および2011年同賞・大賞受賞。オランダ・カーツーン・フェスティバル2位、マケドニア・ワールド・カーツン・ギャラリー大賞受賞。2015年現在日本漫画家協会常務理事、「私の八月十五日の会」評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
かおりんご
たまきら
ヒラP@ehon.gohon
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく