内容説明
「法華経五百弟子受記品第八」に出ている物語。ある貧しい男(貧人)が親友の家で酒に酔って眠ってしまいました。役人の親友は、仕事に行かなければならず、貧人があとで苦しい生活をしないようにと、その男の衣服の裏に無価の宝珠を縫い込んで出かけていきました。そうとも知らず、男は他国を流浪し、少しの収入で満足していました。再び親友に出会ったとき、男は縫い付けた宝珠のことを聞かされ、初めてそれに気づきました。こうして男は、ようやく無価の宝珠を得ることができたのです。
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