内容説明
ユダヤ人迫害の歴史と記憶、「強い国家」の理想と現実…ユダヤ人を両親として、ヴィシー政権下に生まれた社会学者・歴史家が自らの半生を振り返る。
目次
序 オメックスへの帰還
1 最初の情景
2 「フランス国」が私を殺した
3 私は「正義の人」に救われた
4 大統領、国家と国家の理論
5 王との同盟の終わりか?
著者等紹介
ビルンボーム,ピエール[ビルンボーム,ピエール] [Birnbaum,Pierre]
1940年生まれ。専門は政治社会学、フランス近代史。パリ第1大学(パンテオン=ソルボンヌ)とパリ政治学院で教授を務めながら、ニューヨーク大学やコロンビア大学でも教鞭を執り、現在、パリ第1大学名誉教授
大嶋厚[オオシマアツシ]
1955年東京生まれ。翻訳者。上智大学大学院博士前期課程修了。国際交流基金に勤務し、パリ日本文化会館設立などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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