内容説明
平成から令和へ、政治史家が見つめた時代の変遷。変わり続ける、皇室、政治家、都市、メディア…。
目次
時代をつかむ―講演(明治一五〇年と平成三〇年;ポスト平成とは何か;平成三〇年の意味)
時代と向き合う―語りと対話(東京を「広場」と「壁」から考える―大都市における権力と空間;『時事放談』でふれた「生の政治」;変化した“政治家気質”;梯久美子さんと語る二〇一九年「継承」の年;松原隆一郎さんと語る令和の国会)
時代を懐かしむ―未来へ(新境地を求め続けて;銀座の街と「ワイガヤ」)
著者等紹介
御厨貴[ミクリヤタカシ]
東京大学先端科学技術研究センター客員教授、サントリーホールディングス(株)取締役、サントリー文化財団理事、ひょうご震災記念21世紀研究機構研究戦略センター長、東京大学・東京都立大学名誉教授。1951年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大学客員研究員、東京都立大学教授、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授、青山学院大学特任教授などを歴任。著書に、『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞受賞)『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞受賞)など多数。「東日本大震災復興構想会議」議長代理、「くまもと復旧・復興有識者会議」座長代理、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理などを務めた。また、2007年から2018年までTBSテレビ『時事放談』の司会も務めた。専門は日本政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策、建築と政治。博士(学術、東京大学)。2018年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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