目次
第1部 北海・バルト海
第2部 イギリスと海
第3部 大西洋世界
第4部 フランスと海
第5部 地中海世界
第6部 オスマン帝国と海
第7部 アジア世界
著者等紹介
川分圭子[カワワケケイコ]
京都府立大学文学部教授、修士(文学)。主要業績『ボディントン家とイギリス近代―ロンドン貿易商 1580‐1941』(京都大学学術出版会、2017年)
玉木俊明[タマキトシアキ]
京都産業大学経済学部教授、博士(文学)。主要業績『北方ヨーロッパの商業と経済 1550‐1815年』(知泉書館、2008年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
人生ゴルディアス
5
近世ヨーロッパがメインだけれども、もっと広い地理や年代に広がる経済・文化史論文集。30篇もあるし統一的なテーマがないので、一言で語るのは不可能だけれど、面白かった。今やヨーロッパの商品とみなされがちなワインがイラン原産とか(ウマル・ハイヤーム!)、今までずっと気になっていた西洋における鰊の卵の利用法がついに明らかになったとか。食べないのはともかく、wikipediaにある「捨てる」ってどう考えてもおかしいよなと思ってたらやはり利用法があって、重要な経済資源だった。良書。2017/09/13
-
- 洋書
- Frog vs Toad
-
- 洋書
- On Your Way