内容説明
ドレフェスを擁護し、第一次大戦開戦阻止のために奔走するなかで暗殺された「フランス史の巨人」その生涯と死後の運命を描く。政治によって不平等は減らせる。共和国とは、民主主義とは…口絵多数!
目次
第1部 歴史の中のジョレス(想像世界の持つ力;生きたジョレスのイメージ;伝説と栄光;歴史を記述する)
第2部 ジョレスの物語(共和主義者、愛国者にして批判者の誕生;社会問題から社会主義へ;一人の知識人・市民として―世紀の変わり目で;社会主義と戦争)
著者等紹介
デュクレール,ヴァンサン[デュクレール,ヴァンサン] [Duclert,Vincent]
1961年生まれ。歴史家。現代フランス政治史を専門とし、特にドレフュス事件と第三共和制の研究で知られる。パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ)で博士号を取得。パリ第10大学(ナンテール)講師、国立行政学院(ENA)准教授、米コロンビア大学客員教授(プログラム・イン・パリ)、社会科学高等研究院(EHESS)教員などを経て、現在はEHESSレイモン・アロン社会学・政治学研究所研究員。2013年4月から、教育省上級視学官
大嶋厚[オオシマアツシ]
1955年東京生まれ。上智大学大学院博士前期課程修了。国際交流基金に勤務し、在ベルギー日本大使館文化担当官などを経て、パリ日本文化会館設立に携わり、同会館総務部長、副館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 講義・経験主義と経験