内容説明
デモクラシーに未来はあるのか…9.11を予言した『ジハード対マックワールド』の著者が警鐘を鳴らす。
目次
第1部 消費者の誕生(資本主義の勝利と幼稚エートス;プロテスタンティズムから幼児症へ)
第2部 市民の消滅(幼稚化する消費者たち―キッザルト(子供っぽい大人)の登場
私民化する市民たち―市民的精神分裂症の生成
ブランド化されたアイデンティティ―意味の喪失
全体主義化する社会―多様性の終焉)
第3部 市民の運命(消費主義に対する抵抗―資本主義は自力で治癒できるのか?;市民的精神分裂症の克服―相互依存的世界における市民権の回復)
著者等紹介
バーバー,ベンジャミン・R.[バーバー,ベンジャミンR.] [Barber,Benjamin R.]
世界的に高名な米国政治学者。専門は政治理論、デモクラシー理論。現在、ニューヨーク市立大学大学院センター、哲学及び市民社会研究センター上級研究員。市民ネットワーク「インターディペンデンス・ムーヴメント」の設立者かつ理事長。1939年生まれ。ハーヴァード大学にて政治学博士。ラトガース大学教授、メリーランド大学教授等を歴任後、ラトガース大学名誉教授。グローバルなデモクラシーと市民社会の確立を目指す観点から政治、文化、教育に関心を寄せ、アメリカのみならず世界各国の政治指導者、市民運動に助言を送る一方、専門誌や一般誌に精力的に寄稿し、政治関連のTV番組制作にも携わるほか、小説や脚本も手掛ける
竹井隆人[タケイタカヒト]
政治学者。博士(学術)。(株)都市ガバナンス研究所代表。立命館大学政策科学部非常勤講師。1968年京都市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。長らく政府機関にて〈まちづくり〉に関わり、いまは〈まちづくり〉シンクタンクを経営し、京都を中心に活動中。「政治」の原点は〈まち〉にあるとする論評、著作多数。単著に『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』『集合住宅と日本人』(ともに、平凡社)など。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)など。訳書にベンジャミン・R・バーバー『消費が社会を滅ぼす?!』(吉田書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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