内容説明
子どもの頃、父と通った喫茶店。青春時代、友達と集った甘味処。大人になって、母と語らった割烹。青家を開店して、めぐった雑貨屋や道具専門店…生まれ育った町は、なつかしいのに、いつだって新しい。私ならではの「京都めぐり」。
目次
第1章 しみじみ。美味しい料理(「母の味」こそ、おばんざい昔から憧れのうまいもん屋―余志屋;ブランチに体の底から元気になる朝がゆを―瓢亭本店;カウンターで舌鼓を打つ茶事にこだわる懐石―じき宮ざわ ほか)
第2章 ほっこり。お茶と甘いもの(甘味を極めた超一流こだわりの味―茶房いせはん;昭和の大スターも愛した創業80年の老舗喫茶―スマート珈琲店;鴨川散歩で立ち寄りたいゆったり開放的な空間―かもがわカフェ ほか)
第3章 うきうき、お持ち帰り。うっとり、小ものの魅力(お持ち帰りのたのしみ;小ものの魅力)
著者等紹介
青山有紀[アオヤマユキ]
1974年京都市生まれ。「青家」、「青家のとなり」代表。大学卒業後、美容業界を経て料理の世界へ。2005年「青家」を中目黒にオープン。実家は一日一組限定の料理屋を営む。母から受け継がれた京おばんざいと韓国家庭料理を提供すると共に、薬膳と美容の知識を生かした料理やスイーツのレシピを開発している。2010年に国立北京中医薬大学日本校を卒業し、国際中医薬膳師資格を取得。2011年4月には新店「青家のとなり」がオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiᵕ̈
32
たくさんの料理本を出されてる京都生まれの著者ならではの、食から雑貨&道具などを紹介している京都めぐり本。行ったことのあるお馴染みのお店や始めて知るお店があるけど、どこも間違いないお店だというのが分かる。京都は何回足を運んでも、まわりきれない素敵なお店があり過ぎて、紹介本を読むだけでいつもワクワクしてしまう♪2023/12/29
きゅー
8
客観的な尺度を求めるような本ではないけれど、それにしても知人の店ばかり紹介しているのは幻滅。「姉の同級生のおじさん」「高校時代のテニス部の先輩」「父の喫茶店の常連」「弟の同級生」等がやっているお店がわんさか。それらの中には超有名店も含まれているので、その知名度に乗っかろうとするあざとさでうんざり。そんな話は、友人知人との談笑の場だけにとどめておいてほしい。2020/10/05
チカチカ
7
スマート珈琲店跡取りが同級生だったり茶房いせはんの店主が弟の同級生だったりの京都の有名料理屋のお嬢様の行き付けご案内本。わたしの憧れの「瓢亭」(朝粥を食べてみたい!)の亭主も高校の先輩だったりで、そういうネタだけでおなかいっぱい(笑) 料理屋さんはお値段もよろしくて手が出ないですが、カフェや甘味処はいいなあ♪ 粟餠を食べてみたくなりました♪ 有次さんの包丁とおろし金はうちにもあります。竹製品の竹松さんのお弁当箱も欲しいな(^o^) 青山さんご自身も美人さんなので表紙のソワレデの写真はうっとりです♪2014/03/01
きりぱい
7
さすが地元だなあ。同級生がやっているお店だとか、気心の知れた何かしら縁のあるお店が多い。京都に帰るとまっすぐランチに行くお店、友だちと集まるならここ、学生時代からここと、「ほんま一番おいしい」という青山さんの口に勝手に信頼を寄せて、どこも行きたくなる。こういうのを見る度、いつかあの辺に行ったら・・と思うだけは思うんだけど、なかなか。2012/03/03
えびたま
2
京都住みたいなあ。青山さん一般人なのにびっくりするくらい美人ですね。憧れます♡2015/09/01