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すかちゃんの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
54
“少し不思議”どころではない、かなり硬派なSF作品集。作者のSF愛が犇々と伝わってくるよ。接触を断った遠隔地であっても似た進化を辿る《平行進化》とか、興味深いテーマが山盛り。例えば“治療”という概念が、今と全く違うものになっていたりする未来、そんな多岐に航る可能性を夢想させてくれる、稀有な作品集かもしれない。日常から離れたくなる今日この頃(笑)追いかけてみたくなるよ~2024/06/16
JACK
28
△ SF短編集。別々の惑星で同じ形の昆虫が発見された並行進化の謎を描く「SCF特異昆虫群」、群れ全体の行動を決める『群知能』を描く「蟻の惑星」、地球を取り囲む巨大道路を描く「ツォルコフスキー・ハイウェイ」、星の間を行き来する生き物『アノマリー』を描く「ユニティ」、事象の発生確率を操る装置を描く「幸運発生機」、千年前に作られたロボットを修理する「病院惑星」、軌道エレベーターを倒す騒動を描く「鞭打たれる星」、砂漠を彷徨う男が裸の娘に遭遇する話「巨大娘の眠り」を収録。センスオブワンダーを感じるが物足りない。2018/05/04
Tenouji
13
生物の特徴をテーマにしたSFマンガ。ハードSFなんだが、ソフトに読めるよ。2019/02/03
ノベツ
12
amazonで粟岳高弘を読んでる人はこれも読んでるよと勧められ購入。ハードSFに可愛い女の子や未知の存在が出てくる短編漫画集。銀河単位で量子通信する虫とか、螺旋型の軌道エレベーターなど未知の発想が楽しい。世界観に統一感があるとより楽しそう。2020/01/23
コリエル
8
難しすぎないほどよいSF短編集だった。最初はムシとSFばっかりの本になるのかと思って読み始めたが、わりとバラエティ豊かでよかった。幸運発生機はエスカフローネ思い出す。2018/07/03
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- 洋書
- LE TAOISME
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- 電子書籍
- 愛という名のもとに本編