内容説明
江戸時代末期、薩摩の下級藩士の家に生まれた西郷隆盛。貧しい家に生まれながらも、薩摩藩主・島津斉彬にその才能を買われ、藩のために力を尽くすようになる。やがて江戸幕府の終わりを迎える激動の時代に、日本の未来のために奔走する。人を愛し、新時代の幕開けに力を注いだ西郷隆盛の人物像に迫る。
目次
1 五ふし草の涙
2 お由良騒動
3 江戸へ
4 篤姫と、安政の大獄
5 入水
6 時節至る
7 討幕の密勅
8 動乱
9 明治新政府
10 武士の魂
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
高知県出身。『風のラヴソング』(講談社)で文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、日本児童文学者協会新人賞を、『あした、出会った少年―花明かりの街で―』(ポプラ社)で日本児童文芸家協会賞を受賞。著書に『忍剣花百姫伝』シリーズ(ポプラ文庫ピュアフル)、『うばかわ姫』(白泉社招き猫文庫)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。