内容説明
人生をありのままに生きてきた、87歳の禅僧と初期仏教長老―悩みのない2人の共通点とは?2013年、スマナサーラ長老が、板橋禅師の御誕生寺を訪れ、仏教対談が実現しました。開催後に問い合わせが押し寄せた注目の対談を、この1冊に完全収録!
目次
第1章 悩める人間―悩みの源・悩みと言葉
第2章 悩みの元に迫る―悩みをつくるあべこべ思考
第3章 悩み克服術―今ここを生きる智慧
第4章 即・お悩み解決―客席との仏教談義
二〇一一年御誕生寺談話
横浜にある大本山總持寺を能登の地に復帰したい
著者等紹介
板橋興宗[イタバシコウシュウ] [Sumanasara,Alubomulle]
1927(昭和2)年、宮城県生まれ。海軍兵学校七六期。東北大学卒業。1953(昭和28)年、渡辺玄宗禅師について禅門に入る。その後八年間、井上義衍老師に参禅し、修行する。福井県武生市・瑞洞院住職、石川県金沢市・大乘寺住職などを歴任し、1998(平成10)年、神奈川県横浜市・大本山總持寺貫首、曹洞宗管長に就任。2002(平成14)年、貫首、管長の公識を辞し、石川県輪島市・總持寺祖院住職を経て、現在、福井県越前市・御誕生寺住職
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945(昭和20)年4月、スリランカ生まれ。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980(昭和55)年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動をつづけている
金光寿郎[カナミツトシオ]
1927(昭和2)年、岡山県生まれ。1954(昭和29)年、京都大学卒業後、NHKに入局。NHK社会番組、教養番組を担当し、そのなかで宗教番組を手掛ける。以来、「こころの時代」等の番組制作に従事し、1984(昭和59)年に定年退職。退職後もNHKの宗教番組制作に関わり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミー子
ななころび
やまえつ