内容説明
元幹部自衛官が、現職向けに語った国防の心得。著者の実体験を交えつつ、国家全体で隙をつくらないことの大切さを訴える!
目次
1 国を守るとは
2 先人の守り
3 米軍占領下の日本の対応
4 自衛隊の歩み
5 崇高な使命と隊員教育
6 平和を守る戦い
7 国民とともにある自衛隊
著者等紹介
千葉〓次郎[チバトクジロウ]
昭和28年、岩手県生まれ。陸上自衛隊少年工科学校入校(第15期)、昭和48年三等陸曹任官後、防衛大学校入校(第21期)。卒業後、幹部自衛官として平成24年7月まで勤務。第10普通科連隊長、陸上幕僚監部人事計画課長、東北方面総監部幕僚副長、東京地方連絡部長、東部方面総監部幕僚長、第10師団長、防衛大学校幹事(副校長)等を歴任。平成23年東日本大震災では、北部方面総監として、同年2月18日に策定した計画に基づいて、北部方面隊から被災地に約2万名の隊員を送り支援した。この間、岩手の派遣先で2名の隊員を失った。現在、元自衛官として、「守るべき日本と国防の歴史」「自衛隊への国民の期待」「国防から見た憲法改正の必要性」等をテーマに、陸上自衛隊の幹部学生、陸曹学生等向けのボランティア講話を実施。一般市民に対しても「国家安全保障戦略と国民の役割」「憲法と自衛隊」等をテーマにわかりやすく講話している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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